パワーヨガの鼻呼吸法
パワーヨガは、鼻で吸い鼻で吐く、鼻呼吸でおこなうでしょう。鼻呼吸は口呼吸と違い、肺の隅々まで使いらっしゃいますから、通常よりも多くの酵素を体の中に取り込むことができ、更に血液中にあるリパーゼ(脂肪燃焼酵素)が働き、体脂肪を燃焼させる事が出来る為にす。
パワーヨガの鼻呼吸法を、手軽に説明しますと、手を胸の前で合わせ、背筋(自分では意識することがあまりないかもしれませんが、?えてしまっているとかなりみっともないことが多いものです)を伸ばします。鼻から、のんびりと大きく息を吸い込みます。体と神経をリラックスさせ、1〜2秒、息を止めます。お腹をへこませながら、ゆっくり鼻から息を吐き出します。これを4〜5分繰り返し続けることによって、気持ち(その時々で変化していくものです)が落ち着き、リラックスした状態と言われているのです。
この鼻呼吸法にパワーヨガの動きを加えることにより、体の中に取り込む酵素の量を1.5倍くらいまで増やすことが出来るでしょう。パワーヨガ(アメリカで流行し、エクササイズや健康法として日本でもブームになりました)は、姿勢を安定させる「遅筋」という筋肉を鍛えながら行いますので、呼吸法が乱れる場合があります。
パワーヨガの基本となっている鼻呼吸法が乱れてしまうと、せっかくの効果がなくなってしまいます。鼻呼吸法(腹式呼吸が有名ですが、密息や片鼻呼吸など、色々なやり方があります)をするだけでも少しの効果がありますので、パワー(最近では、セクハラだけでなく、パワハラなんていう言葉も一般的に使われるようになりました)ヨガ(エクササイズ的な要素が強い近代的なヨガとして、アシュターンガ・ヨーガやパワー・ヨーガ、マタニティ・ヨーガ、ホット・ヨーガなどが有名でしょう)教室へ行く前に、ただしい呼吸法(ヨガや空手、気功、マラソンなどは、それぞれ独自の呼吸法があります)を見につけておくのもいいでしょう。